2014年05月23日

お金、ドルが、円が、米国債が、日本の国債が紙切れ、紙クズになるがもう目の前に近付いている!と書いていたことが愈々、現実になって来たようだ。

 緊急警告!世界同時金融崩壊(NWO計画)が起こる;世界が協力し阻止出来るか?
            2014年05月23日03:35.

 冗談や戯言、ゲーム、目覚まし時計でなく現実にドルが、円が、国債が紙切れ、紙くずになる時代だ! (天狗のささやき)http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/789.html
 実際にお金、ドルが、円が、米国債が、日本の国債が紙切れ、紙クズになるがもう目の前に近付いている!と書いていたことが愈々、現実になって来たようだ。

 下落は100ドル超、上昇は小幅(NY)http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/819.html ここ最近の株の乱高下 ボラティリティは異常だ。今日22日の東京の株高は何?財務省、日銀らはシカゴや東京でもPKO介入,日米共の高株価維持に必死だが、こんな馬鹿をやってるとパニックは必定、必至だね?

 暴落確率80%…市場が緊迫する“5・23ショック”の再来http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/847.html 下落は100ドル超、上昇は小幅http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/819.html 日米の株価の乱高下、ボラティリティ―は何なの?アベノミクス維持の為かPKO介入のやらせ相場、管理相場だね?

 経験則が示唆する「ドル96円」http://jp.reuters.com/article/idJPKBN0E209H201405227月1日にドルの崩壊が起きるhttp://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/842.html 世界同時金融崩壊(NWO計画)が起こる;世界が協力し阻止出来るか?http://blog.goo.ne.jp/natu9906/e/bfbeebde8bdd6fbb06ee8b6ee277dcea

 とツイートしたが、どうも世界同時金融崩壊(NWO計画)が起こるのは確かなようです。 
 以下の転載記事を参考に読んで見て下さい。

  転載開始

 リンゼィー・ウィリアムの緊急警告!世界同時金融崩壊(NWO計画)が起こる;世界が協力し阻止出来るか?
http://blog.goo.ne.jp/natu9906/e/bfbeebde8bdd6fbb06ee8b6ee277dcea
      2012年05月25日 21時52分22秒 | 世界情勢

「世界同時金融崩壊の行方・・・リンゼイ・ウイリアム氏の情報」として
「日本や世界や宇宙の動向」さんが伝えています。
この記事は、この21日アメリカのラジオ番組で収録され「BEFORE IT’S NEWS」に23日に投稿されたものを、音声から翻訳していち早く伝えているものです。
38分弱の番組を聴きながら翻訳するのも大変だと思いますが、「mom」さんががんばって伝えています。ご苦労様です。 助かります。

「日本や世界や宇宙の動向」さんより
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/

2012年05月25日19:27
カテゴリ
世界同時金融崩壊の行方・・・リンゼィー・ウィリアム氏の情報
今回は、アメリカのラジオ番組、コーストトゥコーストに登場したリンゼィー・ウィリアムさんの情報をお伝えします。彼の古い友人である元金融エリートから聴いた裏情報です。リンゼィーさんが流す情報はいつも危機感がせまっているのであまり好きではないのですが、今回の情報は世界同時金融崩壊がどのタイミングで起きるのかを話してくれていますので、参考になるかと思います。金融崩壊後、特にアメリカではダメージが大きいと思います。日本も必ず影響がでるでしょう。とりあえずある程度の飲料、食料、日用品の備蓄といくらかの現金を手元に置いておいたほうがいいのかもしれません。

リンゼィさんは、何人かのユダヤ金融エリートと30年来の付き合いをしています。彼等は既に70歳、80歳になっていますが、若い世代の金融エリートたちがやっていることに懸念を示しています。彼等は既に金融界を去っていますので、どのようなことを友人のリンゼィーさんに伝えようと害は受けないそうです。
http://beforeitsnews.com/story/2169/060/Coast_to_Coast:_Urgent_Warning_From_Lindsey_Williams.html

元金融エリートの友人が言うには:
いつ世界同時金融崩壊が始まるかについて、ニューヨーク・ウォールストリートの証券市場の動きは無視しなさい。これから世界に起こることと、NY証券市場の動きは全く関係がありません。また、ギリシャやスペインやイタリアなど大問題を抱えているが、ユーロ問題も一切無視しなさい。なぜなら、ヨーロッパで起きている問題はこれから起きることとは関係ないのです。石油の価格についても無視しなさい。株やユーロが暴落するまで待っていたら大損害をするでしょう。家庭を守るために何をしたらよいかを教えましょう。エリートたちは何が起きても絶対に損をしません。彼等は大富豪になると、一般の人々の生活など忘れてしまいます。
イタリアは、財政破たんを延期しています。アメリカも世界各国、各地の財政も既に破たん状態ですが全て延期されています。アメリカではQE2〜を実施して破たんを延期させています。なぜか・・・それは、金融エリートがわざとそのようにしているのです。彼等は世界中の国々の財政赤字を増やし続けています。どんどん増やし続けて、世界中の国々がこれ以上の負債を抱えられなくなったときに、突然、世界同時金融崩壊を起こす予定です。その後に登場するのは、彼等の計画するNWOです。

リンゼィーさんのアドバイス:
エリートたちが世界同時金融崩壊を起こす前に世界の人々がしっかりと準備をしておけば、社会が混乱しても飢えることはないのです。いつ世界同時金融崩壊が起こるのかを知るには、まず、ニューヨークの証券市場やユーロ問題や石油価格は一切無視してください。
注意すべきはデリバティブ市場が壊れ始めるときです。デリバティブ市場がおかしくなると、世界同時金融崩壊が起きるのです。長年、ウォール街で超エリートとして働いていたトム・ファロー氏によると、35年前に、金融街で彼はあるエリートからデリバティブの商売を開始するように言われたのです。そして、エリートたちがデリバティブを始めた理由も教えてもらいました。デリバティブは、世界同時金融崩壊を起こすための手段として使われ始められたのです。
さて、デリバティブが壊れ始めるときはいつなのか・・・一般の人々が知る方法をお伝えします。

まず、為替戦争が起きるでしょう。今日のデリバティブ市場は、銀行が儲けるための無秩序なグローバル・カジノと化しています。もし、あなたが100万ドルを預金していたとして、家を買うのに、50万ドルを銀行から引き出そうとしても、銀行はそれを断るでしょう。なぜなら、銀行にはそれだけの現金がないのです。銀行は我々からお金を預かっていますが、そのお金でアメリカの経済を立て直したり、中小企業に融資したり、人々の家のローンに融資することをせずに、QE1やQE2やデリバティブ市場に、われわれの預金の全てを使い果たしたのです。

JPモルガンは、デリバティブ市場に70兆ドル以上の資金を投入したのです。どうして、これほどの巨額の資金を使うことができたのでしょうか。それは、アメリカの財政赤字を補うためと称してQE1、QE2などに国民の税金や預金を投入し、そのお金がそのままFRBに渡り、FRBはそのお金を他の銀行に回したために、JPモルガンも巨額の資金を得ることができ、全てをデリバティブ市場に使うことができたのです。彼等はアメリカの経済回復のためにお金を使っているのではありません。バンクオブアメリカは、54兆ドルもの資金を得て、その全てをデリバティブに使いました。ゴールドマン・サックスは44兆ドルもの資金を得て、その全てをデリバティブに使いました。これらを全て合計すると約200兆ドルもの金額になります。この金額は世界の経済規模の3倍です。ですから、デリバティブ市場が崩壊すると、世界のあらゆる通貨が同時に崩壊します。殆どの人が、世界同時金融崩壊により悪い影響を受けます。しかし、ある一部のエリートは、その時、巨額の富を勝ち取ります。

では、デリバティブ市場が崩壊する兆しはあるのでしょうか。
まず、中国が4月14日に、アメリカに直接報復するための為替戦争を始めました。アメリカに対して中国の通貨のフローを%0.1から1%まで増やしました。例えばアメリカのウォルマートの製品の全てが中国製と表示されるのです(??)。また、中国はアメリカに対して、QE3を実施するな、と警告しました。もし、QE3を実施したら、アメリカは非常に困ることになる、と脅しました。これが為替戦争です。同じく4月にブラジルの大統領がホワイトハウスを訪れて、オバマにQE3を実施するなと警告しました。ブラジルはFRBがありませんし、アメリカのようにいくらでも紙幣を刷ることはできないのです。そして、もしオバマがこのまま紙幣を刷り続けてQE3をやるなら、ブラジルはアメリカに対して為替戦争を始めると警告しました。これらの事件がデリバティブ市場の崩壊の兆しの始まりです。

我々は、金融のカタストロフィーを経験しようとしています。このような為替戦争が勃発すると、2番目の兆しが見えてきます。4月にニューデリーでBRICSが会合をしましたが、彼等の人口を合わせると世界の半数にもなります。彼等は、これ以上、いかなるものに対しても米ドルの使用を止めることにしたのです。2月には日中間でも、お互いの取引に米ドルを使わないことを決めました。イランとインドの原油取引でも米ドルは使われていません。中国はイランから原油を買っていますが、ゴールドで支払っています。サウジアラビアも原油取引に米ドルを使いません。米ドルは既に機能していません。今後、6か月から9か月にかけて、急激な進展が起きるでしょう。世界同時金融崩壊が起きます。世界の10か国は、もはや、いかなる取引にも米ドルを使用していません。

では、金融崩壊の直前の兆しとは・・・金利が上がることです。1%の金利上昇により、1300万ドルの財政赤字が生じます。ドル紙幣は紙くずとなりますので、大金を持っているよりも、どこかに土地を購入して、野菜を育てた方が価値があります。金融崩壊後には、ゴールドやシルバーを基にした新しい通貨が発行されます。そのうちにゴールドやシルバーの価格がはね上がるでしょう。実物資産を今すぐにでも増やすことで、NWOなどに負けることはありません。
我々は、金融エリートに立ち向かい、最後には必ず勝ちます。彼等は世界人口のうちのほんの一握りしかいません。彼等が最も恐れていることは、世界中の人々が目を覚ますことなのです。今や、多くのアメリカ人が目を覚ましています。あなたの番組など多くの情報提供者のお陰で、多くの人々が急激に目を覚ましているのです。
                 おわり。

さて、明日はまた山に行ってきま〜す! 転載終了

ということです。

確に、NWO計画はこのように考えられて実行しつつある途上にあると思われます。
ギリシャのデフォルトもまるでタイミングを合わせるように何度も引き伸ばされています。

それと、欧米の金融機関の大半とユーロ、ドルは既に破綻していますが、何度もお伝えしているように、FRBの根拠の無い16兆ドルが無利子で各金融機関に融資されているので表面上は持っているのです。

JPモルガンなどがデリバティブ市場に投入している額は総額で200兆ドルとなっていますが、これはレバレッジ10倍〜20倍を効かせた額ですので、元本はその10〜20分の1であると思います。

そして、文中で、「殆どの人が、世界同時金融崩壊により悪い影響を受けます。しかし、ある一部のエリートは、その時、巨額の富を勝ち取ります。」
といわれていますが、この一部のエリートは当ブログで妄想してきた「闇の勢力の奥の院」だと思います。

この世界同時金融恐慌は、このように闇の勢力の表看板であるNWO連中と、けっして顔を見せない「奥の院」による八百長劇です。

しかし、欧米金融機関はお客さんから預かったお金とFRBからの不正融資のほとんどをデリバティブ市場に投入しているのですから、完全な詐欺を働いた犯罪者であることは間違いありません。

彼ら闇の勢力の連中は、この世界同時金融恐慌を演出して、世界の金融機関を整理統合し、各国政府を破綻させ世界を乗っ取ろうとしています。
これらのことは、旧ブログ「美しい地球と伴に」で何度も記事にしてきました。

さて、これらの計画通りことが進むでしょうか?

今の世界情況を見るとNWO推進連中が計画しているように進んでいるように見えます。
私も念のため食料の備蓄などもしていますが、BRICS始め「地球連合」の動きも確かに感じられ、私たちが期待している「銀河連合」の動きや、宇宙からの物理的な力が働いていることも現実に起こっていると感じています。

ですから、NWO完成寸前で阻止されるのではと思っています。

そして、その阻止方法も過去の記事に書いてきました。
世界の人々が決断すれば決して不可能なことではありません充分に可能なことです。
posted by てんぐゆうたろ at 04:15| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

今やキッコーマンは世界企業! 不易流行 〜 守るべきもの、変えるべきもの

 成名毎在窮苦日 敗事多因得意時 (名を成すは常に窮苦の日に在り) (事に敗るの多くは得意の時に因(よ)る) 

今やキッコーマンは世界企業! 不易流行 〜 守るべきもの、変えるべきもの
                       2013年02月18日06:27  

 【日本には二百年以上続いている会社が三千社ある。韓国はゼロ、中国は9社だという。】

 キッコーマンがアメリカに進出、シンガポールや中国らに進出は知っていたが此処まで世界企業になったいるとは知りませんでした。

 トヨタなど自動車企業が、パナソニックなど家電業界が、コマツ、ダイキンなどが海外に進出は知っているがこのように食品で堅実に発展、拡大し、彼の地で根を張り、葉を茂らせ、花を咲かせている企業も珍しい。 今やキッコーマンは世界企業に育って来ているようだ。

 インターナショナルだ、グローバルだと世間は言って銀行、デパートなど多くの企業が海外進出をしたが多くの企業が撤退しているのが現実です。 日本人は戦前も今もマスコミや気運、ムードに煽られ、大挙して同じ行動をお越し、まさに日本人のマインドは「東海の 小島の磯の 白砂に 我泣きぬれて 蟹と戯る」で、最初は前途洋々、気宇壮大で勢いは良いのですが大東亜戦争、満鉄などと同様、多くの企業、多くの人が海外に出かけ、進出するが、結果は我泣きぬれてすごすごと撤退して来たのが現実姿ですが、足が地に付いた企業、それがキッコーマンのようです。

 水洗トイレなどの水回りのTOTOやINAXなどや化粧品、食品の資生堂、花王、紙オムツのユニ・チャームらもキッコーマン同様に欧米、中国など生活スタイルを変える企業も結構活躍しているのです。そんなことを日本のマスコミ、NHKや大マスコミは国民に知らせて欲しいものです。


 以下は転載記事です。

 不易流行 〜 守るべきもの、変えるべきもの(伊勢雅臣)
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/270.html
投稿者 愛国日本 日時 2013 年 2 月 18 日 05:14:56: lk6NacGf5j0m2

 http://melma.com/backnumber_115/

 国柄探訪: 不易流行 〜 守るべきもの、変えるべきもの

 何百年も続く老舗は、守るべきものを守りつつ、時代の変化に即して、変えるべき所を変えている。

■1.キッコーマンの売上の45パーセントは海外で

 醤油のキッコーマンは、平成24年度決算では、売上の45パーセント、営業利益の69パーセントを海外であげたという。アメリカで醤油を製造している工場は稼働後30年にわたって、ずっと二桁成長を続けている。その後に進出した欧州も同様で、さらにシンガポール、台湾、中国にも工場を持っている。

 キッコーマンの醤油醸造は300年前以上に遡る。その名称は「亀甲萬」から来ており、香取神社の亀甲と「亀は萬年」をかけたとされている。

 醤油と言えば、純和風の調味料であり、かつ300年以上もその醤油を作り続けてきた企業が、いまや売上の半分近くを海外であげているのは見事と言うほかはない。そう言えば、キッコーマンのあの醤油ボトルはアメリカや欧州のスーパーでもよく見かける。

 醤油を世界に普及させたキッコーマンの足跡については、弊誌640号「しょうゆを世界の食卓に 〜 国際派日本企業キッコーマンの歩み」で紹介した。[a]

 キッコーマンの成功の一因は、安い化学醤油ではなく、本物の醸造醤油にこだわった点だろう。中華料理の煮込みなどでは化学醤油でもごまかせるが、肉のテリヤキでは明らかに味が違う。テリヤキを通じて、アメリカ人は本物の醸造醤油の味を覚えていった。

 しかも、醤油を使ったアメリカ料理を開発して、新聞の家庭欄などで紹介し、一般家庭の食卓で醤油を定着させていったのである。

 ここには、伝統的な醸造醤油にこだわりつつ、それをアメリカ家庭の食卓にあった新しい形で普及させていくという戦略があった。変えてはいけないものと、時と場所によって変えていくべきものとのバランスが、キッコーマンの国際的な成功をもたらした。

■2.「実はそれまで醤油を少しバカにしていたのですが(笑)」

「不易流行」という言葉がある。「不易」とは「変わらないもの、変えてはいけないもの」を指す。「流行」とは、「時とともに移り変わっていくもの、変えていかなければいけないもの」のことである。

 キッコーマンの成功は、まさにこの不易と流行の見事なバランスにあったと言える。人間学を学ぶ雑誌『致知』の本年1月号が、この「不易流行」をテーマにして、キッコーマンの海外展開の基礎を作った茂木友三郎・名誉会長を表紙に掲げている。

 茂木氏は、アメリカ進出の際のエピソードをこう語っている。
__________
 昭和30年代に入って国内で醤油の売り上げが伸びなくなったんです。それまでは戦争中にうんと減産していたため、つくれば売れていたんですが、30年頃には戦前の生産レベルに戻ったのです。それで多角化と国際化が必要になったわけです。

 昭和32年にはアメリカに販売会社ができて、翌年には私もアメリカに留学していたものですから、夏休みにはスーパーでの実演販売を手伝いました。醤油で味付けした肉を焼いて、小さく切って楊枝に刺してお客さんに食べて貰ったのですが、これが結構評判が良かったんですよ。

実はそれまで醤油を少しバカにしていたのですが(笑)、あの時に考えが変わりました。醤油を海外で売っていきたいと思ったんです。[1,p67]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 家業の「醤油を少しバカにしていた」が、アメリカ人たちが醤油で味付けした肉をおいしそうに食べる姿を見て考えが変わった、とは、醤油醸造の「不易」に氏が目覚めた瞬間ではなかったか。その舌鼓を打つ姿こそ、キッコーマンが300年間、追求してきた理想であろう。

 そして、その舞台が日本から地球全体に広がった。醤油が焼き肉にも使われるようになった。こうした変化が「流行」である。

 同社は「こころをこめたおいしさで地球を食のよろこびで満たします。」という「キッコーマンの約束」を発表しているが、ここには、不易と流行が見事に両立している。

■3.「名を成すは常に窮苦の日に在り」

 キッコーマンのアメリカ進出は苦労の連続だった。工場を建てようとすると、地元の農民たちが公害を出すのではないかと反対し、2ヶ月ほどかけて説得に回ってなんとか理解を得た。

 ようやく工場が稼働すると、オイルショックに襲われて大赤字。茂木氏は日米を頻繁に往復する生活に体を壊し、2ヶ月近くも入院した。復帰してからも赤字が続いて、針の筵(むしろ)に座っている気分だった。この時が一番の試練だったという。

 そんな時、父親から貰った書が励みになった。

 成名毎在窮苦日 (名を成すは常に窮苦の日に在り)
 敗事多因得意時 (事に敗るは多く得意の時に因(よ)る)


 これは渋沢栄一翁から父親に贈られた書である。渋沢翁には韓国・仁川に醤油工場を作った時に指導を受けたという。
__________
 翁に深い畏敬の念を抱いていた父は、名が残るような立派な仕事は、いつも苦しい状況の中から生まれてくる。厳しい時こそチャンスだと。逆に調子のいい時は失敗も多いので、油断せずに気を引き締めてかからなければならない、と説いてくれました。

 この書はいま私の書斎に掲げてありましてね。厳しい時はいつもこの書に励まされてきました。[1,p68]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 アメリカ工場は3年目から醤油が売れ始め、4年で累積損失を一掃できたという。今日のキッコーマンのグローバルな繁盛は、この「窮苦の日」にできたのである。

 新しい「流行」に挑戦して苦しい時こそ、「不易」に戻って、そこから力を得る。また得意の時にも成功に甘んぜずに、「不易」を軸に「流行」を追求していく、という姿勢が、企業に長寿をもたらす。

■4.不易と流行は互いに支え合うもの

『致知』1月号の巻頭言には、テーマの「不易流行」を次のように解説している。会社設立の百年後に生き残れるのは、千社のうち、2、3社だとして、
__________
 ちなみに日本には二百年以上続いている会社が三千社ある。韓国はゼロ、中国は9社だという。


 何百年も続く老舗を観察すると、共通のものがあるように思える。

 一つは創業の理念を大事にしていること。その時代その時代のトップが常に創業の理念に命を吹き込み、その理念を核に時代の変化を先取りしている。二つは情熱である。永続企業は社長から社員の末端までが目標に向け、情熱を共有している。

三つは謙虚。慢心、傲慢こそ企業発展の妨げになることを熟知し、きつく戒めている。四つは誠実、誠のない企業が発展した験(ためし)はない。

 いずれも不易の基をなすものである。その不易を遵守していくところに生命の維持発展がある。[1,p7]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「創業の理念」こそ「不易」の中軸である。キッコーマンで言えば、「こころをこめたおいしさ」は、表現は変われど、創業以来の変わらぬ理念であろう。

 そしてその理念を忠実に守っていこうとすれば、時代が変わり、国が変われば、変えなくてはならないところが出てくる。日本では和食に使われる醤油が、アメリカではテリヤキにも使われるというのも「流行」である。アメリカの食卓を「食のよろこび」で満たそうとすれば、こうした「流行」は不可避であった。

 したがって、「不易」を守ろうとするからこそ、「流行」が必要である。また「不易」の創業の理念があるからこそ、それを軸として安心して、変えるべき所を変えていく「流行」が可能となる。「不易」と「流行」とは対立するものではなく、互いを支え合うものである。

 そして、情熱、謙虚、誠実は、この「不易」と「流行」を何百年にもわたって追求するために必要な姿勢である。

■5.靖国神社での献茶で、658柱の戦友の顔が、

 不易流行のテーマに関する巻頭記事として、茶道裏千家・前家元の千玄室氏と、虎屋社長の黒川光博氏の対談が掲載されている。

 裏千家は千利休を始祖として450年以上、16代続く老舗である。虎屋も1520年頃の創業と推定され、500年近く続いている。不易流行を語り合うには絶妙の配役である。茶と和菓子という組合せも心憎い。

 千玄室氏は、戦争末期に21歳で海軍の航空隊に配属され、特攻隊員になった。隊の一人の戦友が「千な、俺が生きて帰ったらおまえのところの茶室でお茶を飲ませてくれるか」と言った。その一週間後に、その戦友は出撃して戦死した。千氏は語る。
__________
 彼らは自分たちが死ぬことによって、国が救われるのだ、という気持ちで飛び立っていった。そういう連中がいまの日本の状態を見たらどう思うでしょうか。それを思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。・・・

 私は毎年靖国神社に献茶をする際、658柱の亡くなった我われの戦友の顔がワーッと出てきます。したがって私はいま、争い事を地球からなくし、真の平和というものを少しでも早く打ち立てられるように、一わんのお茶を持って最後のご奉公をしているのです。[1,p14]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 茶道は亭主と客との間の人間的なぬくもりを重視し、それを「和敬清寂」の精神と呼ぶ。これを不易とすれば、千玄室氏がその精神を世界に広げるべく、60カ国で300回以上も茶を差し上げてきた活動は「流行」と呼べるだろう。

■6.「その時代時代に合った味というものがあるのではないか」

 虎屋には9代目光利が1805年に残した「掟書(おきてがき)」があるという。もともと天正年間(1573-1592)に書かれたものを、書き改めたものだ。そこには「倹約を第一に心がけ、良い提案があれば各自文書にして提案すること」「お客様が世間の噂話をしても、こちらからはしない」などと、現代にも通用する条々がある。
__________
 いまから四百年以上も前に書かれたものに九代目が共感し、それが現代にも通用することを考えると、ものの真理や商売の心得はいつの時代にも変わらないのだなと思います。・・・

 ただ、変えてはいけないものがある一方で、変えていかなければいけないものもあると思います。

 虎屋のように古くからある店は味も不変だろうと多くの方がおっしゃるんですが、私は味に不変ということはないだろうと思うんです。やはりその時代時代に合った味というものがあるのではないかと。

例えば戦後、甘いものが不足している中でお感じになる甘さと、現代のように和洋菓子が豊富にある中での甘さというものは少し違う。和菓子の味は、時代によって変えていかなければならないと私は思います。[1,p13]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 と、現社長の黒川光博氏は言う。不易流行そのものである。

 東京の赤坂本店に併設された虎屋菓寮に入ったことがある。ゆったりとソファーが配置された店内にはクラシック音楽が流れ、和服を着た品の良い女性たちが、お茶と和菓子を供するという、周囲の喧噪とはまったくの別世界であった。

 慌ただしい現代であるからこそ、新たに、ゆったりとした店を構えて、和菓子の味わいという不易を守っているのである。

■7.「物事にぶつかって、初めて本物の叡智に至る」

 こういう深い内容の記事を何本も載せる月刊誌『致知』が、10万部ほども売れているという。日本の月刊誌の上位に入る部数である。我が国にはこういう真面目な雑誌を読む人が10万人もいるという事実だけで、日本の将来に関して多少の安堵を覚える。

 致知とは中国の古典『大学』にある「格物致知」が出典であるが、これは、物事にぶつかって初めて本物の叡智に至る、という意味で、まさに、本号で紹介したキッコーマンの茂木友三郎、裏千家・千玄室氏、虎屋社長・黒川光博氏がそれぞれの実体験に基づいて語られていることこそ、本物の叡智であろう。

 この『致知』を私も長年愛読し、弊紙のテーマ探しにも活用させていただいてきたが、その『致知:』が今年、創刊35周年を迎える。「致知」という言葉に込めた理想を35年も守ってきたという不易とともに、流行にも手抜かりは無い。

 メルマガを発信したり、最近は海外190カ国に送本するサービスが始まった。海外で暮らしている日本人は多いが、その地にあわせた「流行」を心がけつつも、それに流されないように、日本人としての「不易」を求める方も多い。

 また、現在の我が国としても、グローバル化、少子高齢化など激変する政治・経済・社会環境の中で、何を守り、何を変えていくかについて、叡智が求められている。そのためにも『致知』は、筆者が長年の読者として、自信をもってお勧めできる月刊誌である。

『致知』のご厚意で、本号で紹介した「不易流行」をテーマとした1月号を、定期購読された方にプレゼントしてくれるそうである。以下のリンクからどうぞ。
(文責:伊勢雅臣)
posted by てんぐゆうたろ at 20:47| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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